フリーダム嫁ブログ内に見られる犯罪行為の刑罰と時効について

『うちの嫁は児童虐待サバイバー』の感想を記事にした時に、殺害未遂罪の時効について触れたが、フリーダム嫁観察日記では、ちょくちょく犯罪行為じみたものが散見される。

そこで、今回は記事内で描かれた「これは犯罪行為に当たるのでは?」という部分にスポットライト当ててみた。

フリーダム嫁ブログ内の児童買春斡旋、強制猥褻、強姦について

フリーダム嫁ブログを読んだことのある人ならご存知の通り、フリーダム嫁は9歳の頃から児童買春を義父に強要されている。それは児童相談所に保護される16歳になるまで続いていたことだろうと思われるが、その期間中には義父による強制猥褻、強姦も行われている。

これらは有無を言わさない犯罪行為であり「犯罪なのか?」という疑問の対象にはならない。

そこでこの章では非常に簡単にではあるが、児童買春斡旋、強制猥褻、強姦のそれぞれの罪の時効を記載したいと思う。それらを記載するにあたり、まず、時効について軽く説明しよう。

時効には公訴時効(刑事時効)と消滅時効(民事時効)の二つがある。それぞれの時効期間の起算点としては公訴時効が犯罪行為が終わった時から進行、消滅時効が損害および加害者を知った時から進行とされている。

公訴時効の方は事件として起訴できる期間であり、消滅時効の方は被害者が加害者に損害賠償を請求することが出来る期間である。なので公訴時効が過ぎてしまったら事件として立件できないし、消滅時効が過ぎてしまったら損害賠償も出来なくなると考えて貰えれば分かりやすいかもしれない。

二つの時効について説明したところで、早速、それぞれの罪の時効を見ていこう。

【児童買春の刑罰と時効】
刑罰: 5年以下の懲役又は300万円以下の罰金
公訴時効:5年 消滅時効:3年

【児童売春周旋の刑罰と時効】
刑罰: 5年以下の懲役または500万円以下の罰金
児童買春周旋を業とする場合は7年以下の懲役及び1000万円以下の罰金
公訴時効:5年 消滅時効:3年

【強制猥褻の刑罰と時効】
刑罰:6月以上10年以下の懲役
公訴時効:7年 消滅時効:3年

【強制性交等罪(強姦罪)の刑罰と時効】
刑罰: 5年以上20年以下の懲役
公訴時効:10年 消滅時効:3年
※法改正により強制性交等罪は非親告罪となり、この非親告罪化の規定は遡及的に適用される

以上がフリーダム嫁に行われた性的虐待に対する罪状であるが、義父に犯されたという行為は一番最後に挙げた強制性交等罪における構成要件である「13歳以上の者に暴行または脅迫を用いて性交等をするor13歳未満の者に性交等をする」を満たしている。

その為、児童相談所に保護された時に職員が通報していれば状況証拠などから立件されて義父が塀の向こうに送られる可能性は高かったであろう。

保護された当時16歳だったフリーダム嫁は気が動転して通報など考えられなかったのは仕方がない。しかし、その周りにいた大人、それも児童相談所職員という虐待にも近い位置にいる大人が通報もしないというのはどうしたことだろうか。

ましてや嫁がすべてを話したとすれば児童周旋の話もあるはずで、これは場合によっては地域ぐるみで行われていた可能性も高い。実際、付近の住民は誰一人としてフリーダム嫁宅で児童買春が行われていたことに触れていないのである。

ここで通報しないというのは、もしかしたら、この児童相談所もグルで地域が一団となって児童買春を平然の秘密として行っている地域なのかもしれない可能性も考えさせられてしまう。今の日本に児童買春村みたいなものが存在しているのなら、いっそ、メディアを通して告発など行った方がいいのではないか?

それくらいに、この児童相談所職員の対応がお粗末すぎる。いっそ、この児童相談所の名前を発表した方が状況の改善に繋がるかもしれないと思うのは考え過ぎだろうか。

どちらにせよフリーダム嫁が現在26歳であるのなら、16歳時点で義父から性的暴行を受けていたのならば今なら間に合う。公訴すべきであろう。立件が出来れば義父は短くても5年程は塀の中、その間に住所を移すなりなんなり連絡を絶つ手段を講じればいい。

行動に移らないのは何かわけでもあるのだろうか。本人のみぞ知ると言ったところだろう。

フリーダム嫁に「手首を切れ」と言われて嫁の手首を切った旦那は無罪?

2019年11月5日の記事でこんな出来事があった(参照記事:https://bit.ly/2LC3Kq6

別れ話の縺れから嫁と別れるか、嫁の手首を切るかの選択を強いられた上で、旦那が泣きながら嫁の手首を切ったというのである。これは一歩間違えれば命を落としかねない行為であり、下手すると殺人未遂と取られてもおかしくない。

また、頼まれたから仕方なく手首を切ったとして、その上で嫁が死亡してしまっていたら嘱託殺人罪となるだろう。

その様な内容のブログ記事なのだ。そこで、殺人未遂罪と嘱託殺人罪、傷害罪についての刑罰と時効を見て見よう。

【殺人未遂罪の刑罰と時効】
刑罰:最高刑は死刑だが、量刑の相場とされるのは3年~15年の懲役または禁錮
公訴時効:最高25年 消滅時効:3年

【嘱託殺人罪の刑罰と時効】
刑罰:最高刑は死刑。 量刑の相場とされるのは3年~15年の懲役または禁錮
公訴時効:人を死亡させて死刑にあたる場合は公訴時効無し。その他は10~30年
消滅時効:3年

【傷害罪の刑罰と時効】
刑罰:15年以下の懲役または50万円以下の罰金
公訴時効:10年 消滅時効:3年

殺人未遂罪、嘱託殺人罪、傷害罪の刑罰と時効はそれぞれ上記の様な形になる。一番下の傷害罪でも公訴時効は10年なので、フリーダム嫁の旦那が嫁の手首を切った件に関して、場合によっては立件されてしまうこともあるかもしれない。

「頼まれたから他人の手首を切りました」という行為はそうそう許されることではないのだ。それを分かった上でその行為をしたというのなら美談かもしれない。二人の間での秘密にしているなら、という条件が付くが。

書籍の方ではこの旦那が嫁の手首を切ったというエピソードが掲載されていないが、流石に小学館もまずいと思ったのだろう。その冷静な判断は評価したいと思うし、小学館も私と似たようなことを考えたのだと思いたい。

そして、フリーダム嫁旦那自身もそんなに重大な事だとは思わずに、ただ単純に「大切な嫁と離れたくないから、犯罪者になってしまうかもしれないけど嫁の手首を切った俺カッコイイ!!」と思って貰いたくて不特定多数の人間が見るインターネットで実録のエピソードとして公開したのかもしれない。

ここで、一つ注意しなければならないことがある。それは傷害罪は親告罪ではないということだ。必ずしも被害者だけの告訴が必要なわけではない。そのことを念頭に置いた上であのエピソードを実録として世に出したと言うのならそれなりの覚悟があってのことだと思う。

気になる方は非親告罪についても調べて見て欲しい。

欲しいものリストでおねだりは軽犯罪法違反?

「乞食行為」配信で逮捕…そもそもなぜ法律で禁止されているの? - シェアしたくなる法律相談所
香川県に住む23歳の男性が、インターネットで生放送中に、「お年玉ください」などと、こじき行為を行い、検挙されるというニュースがありました。 このニュースに対して、ネット上ではこじき行為が犯罪であるということに対する驚きと...

まずは上記のリンク先の記事を見て欲しい。これは2015年3月6日の記事だが、インターネットで「お年玉をください」という生放送を配信した23歳の男性が軽犯罪法により書類送検されたというものだ。

案外知られていないが、日本に海外の様な物乞いが少ないのは、それが軽犯罪法で禁止されている立派な犯罪だからである。

軽犯罪法は、乞食をすることや人に乞食をさせることを軽犯罪と定めている。これは、 国民は本来自ら働くことによって自らの生活を維持・向上させるべきという秩序から反してしまうことによる。

憲法27条1項では「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。」、 軽犯罪法1条4号でも、「生計の途がないのに、働く能力がありながら職業に就く意思を有せず、かつ、一定の住居を持たない者で諸方をうろついたもの」を軽犯罪として処罰する規定になっているのだ。

これらにより、上述の「お年玉をください」とインターネットの生放送で配信する行為が、不特定多数の閲覧者に物乞いをした=乞食と判断されてしまい書類送検されてしまったのだろう。

働けるのに働かずに乞食をする者が社会に蔓延すれば、ますます働かない者が蔓延し、社会や国の発展は望めなくなる。それを防ぐために軽犯罪法で取り締まられているのだ。

フリーダム嫁夫妻が自らのサイトにリンクを貼っていた欲しいものリストも、この行為に当てはまってしまう可能性がある。

本来、Amazonの欲しいものリストの使用法の想定として、特定の誰かにプレゼントをして貰う時に自分の欲しいもののリストとして相手に教えるためのサービスだったように思う。

プレゼントをくれる相手が分かっていて、その人に「これかこれが欲しい」と言える間柄であるのだから乞食にはならない。しかし、フリーダム夫妻の使い方だと、不特定多数の閲覧者に自分が欲しいもののリストを見せて、それを見たリスナーが勝手にプレゼントするという形になっている。

これは「お年玉をください」と不特定多数に向けて放送を配信してリスナーからお年玉を貰う行為と何ら変わりはない。

フリーダム夫妻は「自分達からはこれを欲しいと言ってない」と言うのだろうが、Amazonの欲しいものリストというページで自分の欲しいものをリストアップして公開するという行為をすることで、それを見た不特定多数のリスナーに「あぁ、これが欲しいんだな」と思わせてプレゼントをさせるという意味ではまったく同じ行為なのである。

もっと砕いて言えば、どちらも不特定多数の閲覧者に片や「お金下さい」、片や「プレゼント下さい」とお願いしている行為が同じというわけだ。

利用法として、フリーダム夫妻が特定のリスナーに名指しで「これが欲しいです」とその人にだけリンクを公開していればまったく問題はなかったのだ。しかし、そうすることなく、不特定多数にアピールする形にして、実際に品物を受け取ってしまっている。

また、その頃書いていたブログはちょうど虐待編で世間の同情を集めがちな内容でもあった。

これらの事から考えると、世間の同情を頼みに不特定多数の閲覧者に物乞いをしたという風に考えられてしまうのである。

皆さんもAmazonの欲しいものリストの使い方には十分に注意をして貰いたい。

以上、フリーダム嫁ブログ内に見られる犯罪行為に関して記事を書いてみた。残念なのはこれが実録ブログであり、書籍も実録ということだ。どこかに『フィクション』の一言がありさえすればよかったのに。

これ以外にも盗聴器関連やGPS関連など他にもいろいろ危うそうなエピソードはあるが、折を見て触れたいと思う。

それでは今回も長くなってしまったが、最後まで読んでいただき感謝する。

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