実録?虚言?フリーダム嫁から虐待サバイバーへの転身

2016年10月28日に始まった、自分の嫁の行動がフリーダム過ぎて面白いから、そんな嫁の行動をブログにしましたという形で、Seesaaブログにてフリーダム嫁観察日記がスタートした。

当初は嫁の行動を面白おかしく紹介しつつ、広告への誘導を挟んでくる実録アフィブログとしてのスタートだったが、PVが増えてくるにしたがって、それまでの設定や話を覆すような展開をしていく虐待編へと突入し、その中の記事が注目を浴び、一躍脚光を浴びることとなった。

センセーショナルな内容にフリーダム嫁に共感する人々が多く現れたのも束の間。

それ以降、作品内の説明不足などからくる「実録って書いてあるけど、これは違うのでは?」という質問に対して疑問のある対応を夫妻がしたり、Twitter上で不用意な発言をフリーダム嫁の旦那が繰り返し結果炎上し、それを嫁がフォローするという図が毎日の様に起こることとなる。

今回は、そんなフリーダム嫁観察日記が、どのような経緯で現在の様な虐待サバイバーをアピールするようなブログになっていったのかを考察したい。

Seesaaブログにて、面白おかしいフリーダム嫁観察日記スタート

「ウチの嫁はすっごいフリーダム。毎日はちゃめちゃな嫁と旦那のお話です。」という内容で第1回目が始まったフリーダム嫁ブログ。この頃はお世辞にもイラストが上手いと言えず、文章的にも面白いと言えるものではなかった。

何より、ブログ開始2回目にして、スマホを見ながら歩いていたらマンホールに落ちると言う漫画の様な出来事がありましたという内容が公開されたのである。そして、マンホールに落ちた嫁に対し、工事現場の人が上から梯子を降ろすと嫁はそれに掴まりじっとしている。何をしているかと思えば「(梯子を)上に引っ張ってくれると思っていた」と言うのである。

図にするとこんな感じであろうか。通常なら、マンホールの蓋を開けての作業中、周囲をA型バリケード(オレンジと黒の虎模様で工事中とか書いているあれ)やコーンとコーンバーで他の人が侵入できない様にして、監視として一人くらいは立たせていると思われる。ちなみにコーンの高さは大体70cm程、バーは地上から50~60cm程の高さだと思われる。

そんな作業現場で、監視員も見当たらず、ましてや、スマホを見ながらコーンバーに気づくことなく跨いで、そのままマンホールに垂直落下して無傷というのである。

こんなことは起こり得るのだろうか?否、起こり得るのである。何故なら、作者のフリーダム嫁の旦那は「このブログは実録」と謳っているからである。実録とはgoo辞書によると下記の意味になる。

じつ‐ろく【実録】 の解説

 事実をありのままに記録したもの。

 編年史の形式の一。ある帝王1代の出来事を年を追って記録したもの。「文徳 (もんとく) 実録」

 「実録物」の略。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%AE%9F%E9%8C%B2/

作者が実録というのであれば、ブログに記載されている内容はすべて実際に起こった出来事なのであろう。

この様な感じで、日々の嫁の面白行動をフリーダムとして記事にしたものが当初のフリーダム嫁ブログであった。

フリーダム嫁ブログの収益化に向けて。Seesaaブログからはてなブログへ!

10月末に開始したこのブログだが、翌月早々にはGoogleアドセンスに申し込んでいたことが記事で語られる。二次審査にいったものの、審査結果がなかなか出ないという内容だ。そこからコツコツと、日々、あまり変わり映えのしない内容の微笑ましい感じのブログが続く。

そして、2017年1月12日、Seesaaブログからはてなブログへ引っ越しをする。理由は独自ドメインが使えるのと、(自分のではない)広告消せるからである。やはりブログの収益化を目指す以上は、無料ブログを使っている場合は一番クリック率が高い場所をその無料ブログを提供している企業に取られてしまい、自分の広告はクリック率の高くない場所にしか貼れなくなり収益性が低くなってしまう。そうして点を考えた上でのことと思われる。ちなみに、この日の夕飯は嫁が作ってくれた鳥チリ(エビチリの鶏肉バージョン)だったらしい。

更に時は進みその翌月、Amazonアソシエイトの審査に通ったという記事が公開される。これも収益化を見込んでのことだろう。その後も地道な更新は続き、4月には1万PV、5月には3万PVを達成する。この当時の収益は数百円程度だったそうだ。思う様に収益が伸びず、いろいろ試行錯誤をしているのであろう様子がそこはかとなく感じられる時期でもあった。

以降もブログのネタにする為に嫁に質問してキレられたりしながら、7月には二泊三日で温泉旅行に出かけ、8月には入籍、同月末頃には引っ越し、ウサギ(ネバーランドドワーフという種類)を飼い始めたりと忙しい日々を送り、9月を迎える。

9月24日、この日の記事は「専業主婦は【給料制】にすべきだと思う~世の中のバカな旦那共へ~」というタイトルで綴られ、この記事が初の炎上をするのである。翌日「ブログが炎上してわかったこと」という、火に油を注ぐようなタイトルの記事が公開される。その中で「はてぶ(はてなブックマーク)もはじめて3桁いったし、アクセス数も凄いことになってて、ちょっと癖になっちゃいそう」と旦那が語っている。

その上、「かなりタイトルで煽ったけど、ここまで反応してくれるとは思わなかった。」とも書いているのである。ここで少し「あれ?」と思われた方、あなたは正常な思考の持ち主なので安心して貰いたい。

「あれ、このブログって実録で嫁さんの面白い行動とかネタにしてるんですよね?」と思わずにはいられない。確かに、ここまでも好きなアニメだの、好きなゲームだのの話はあった。が、それは実際の好みとかそういう話だと思えるから問題ない。また、この記事自体が嫁の変な行動の一環と受け取れなくもない。

だが、「かなりタイトルで煽ったけど~」の一文が入るだけで、話を盛っていると感じられてしまうのである。話を盛っているのなら当然ありのままではないので実録とは言えない。そこで「実録じゃないの?」と思ってしまうのである。

とは言え、この後は普通に10月の旦那の誕生日に日帰り旅行をしたとか、嫁の友達のこととか、嫁が経験した仕事の話など、読者的には「変わった奴もいるな」程度の感覚で済む記事が綴られていく。

フリーダム嫁ブログ、はてなブログからライブドアブログへ!

2018年4月1、またまたブログの引っ越しをして、はてなブログからライブドアブログへと移行する。その前月は飼っていたインコが亡くなったり、心霊現象の起こる廃墟の様な家で暮らしていた時の体験などの記事がアップされていた。

初めてライブドアで書いた記事で、自分のブログの事をこの様に紹介している。

「フリーダム嫁の観察記録!」
旦那が、うちの嫁を観察して4コマにするノンフィクションブログです
真面目な話もするけど、基本ギャグ4コマ(に勝手になってる)

ノンフィクションの実録ブログだという事の再確認である。また、ギャグ4コマでもあるらしい。数日後には自己紹介記事もあり、そこでこのブログについてこうも語られている。

『フリーダム嫁の観察記録!』

このブログは、フリーダムな嫁と厨二病の旦那がお送りする
旦那目線よりのコミックエッセイです。

ものすごい嘘っぽいけどノンフィクション。
信じるか信じないかはあなた次第です。

嘘くさいけどノンフィクション。信じるか信じないかはあなた次第って、実録ブログとしてダメじゃないか?ちなみに、嫁は八頭身の巨乳美人らしい。

順番が前後してしまったが、4月3日には旦那が東京でプテラノドンを見たという記事もあった。プテラノドンが何か知らない方の為に一言で説明すると『恐竜』である。はい、遙か過去に絶滅したと言われている生物だ。そんなものが東京上空を飛行していたらしい。嘘くさいが、このフリーダム嫁ブログは実録なので実際にあった出来事である。ジュール・ヴェルヌが著書:地底旅行で描いた地球空洞説も真実味を帯びてきたぞ。恐竜学者は東京上空を重点的に観察すれば新発見ができるかもしれない。

そして、この4月は月末に引っ越しをしている。荷物が多く旦那の父親に手伝ってもらったものの、運搬が地獄だったそうだ。2017年の8月末に引っ越した時は荷物が少なかったので楽だったそうだが、わずか半年で一気に物が増えたのだろうか。

そんな些末な疑問は捨て置いて、7月は3万5千PVくらいだったのが8月になるとブログのPVが10万達成間近になる。そこで、どうしてPVが伸びたのか調べてみたそうであるが、どうやら嫁の元彼の話のアクセスが多かったらしい。他にアクセスが増えているのも嫁の過去の恋愛話だったようで、こちらはアクセスが伸びる様「狙って」書いた記事とのこと。

更には、ブログの方向性が変わり心理的な面を描いた記事も増えたと語っており、10万PVには届かなかったけど、それに向けてどうすればいいのか方向性は見えたと記事には書いている。

上の方でも書いたような気がするけど、フリーダム嫁観察日記って実録ですよね?嫁の過去の恋愛話も、心理的な話も全部本当なんですよね?ただのPV稼ぎたいだけの話じゃないですよね?

ちなみに上記は4月3日の旦那のツイート。やはり、広告収入が目的でPV稼ぎたいだけなのだろうか。

フリーダムな嫁から虐待をされてきた嫁へ

2018年9月11日、フリーダム嫁ブログにとって転換期のきっかけともなり得る記事が投稿される。

タイトルは「嫁が父から受けていた性的虐待」である。要約すると嫁は6歳から16歳までの10年間虐待を受けていて、4LDKの家の掃除や、食事の準備、性的虐待まであったことをこれまでとうって変わって長文テキストで綴られている。

この時は単発記事で、これ以降はまた以前の様に日常の事や、結婚写真を撮りに行ったこと、ヨメメシ(嫁の料理レシピ紹介)などが2019年の1月まで続く。その翌月からは、嫁が結婚相談所で働いていた時に見た人々をテーマにした記事が3月まで続いた後、4月、通常の日常記事を挟んだ後に虐待編と呼ばれるシリーズに突入する。

2019年4月12日より始まった虐待編は、嫁が受けてきた虐待を幼少時から順にエピソードを綴ったものだった。その中で4月24日の虐待をされて二階ベランダに放置された9歳の嫁が、ベランダから飛び降りる(悪運が強く捻挫しただけ)という記事が瞬く間に拡散され衆目を集めた。

拡散などでこのブログの存在を知り、リアルタイムでこの記事だけを見た人は「なんて酷い親がいるんだろう」「こんな酷い虐待を受けて可哀そう」など様々な感情を抱いたかもしれない。かく言う私もその一人だったからだ。初めて読んだ当初は「胸糞が悪い作品だな」と思ったものだ。今は別の意味で胸糞が悪い作品だと思っているが。

とにかく、ここから怒涛の嫁の過去話が始まる。虐待が発覚し児童相談所に保護されるまでの流れから、児童養護施設での暮らし、そこから出て一人暮らしを始めてから出会った彼氏との話、そして今の旦那との出会いまで。嫁目線で語られるエピソードが公開されるたび、ネットやTwitterであーでもない、こーでもないと論議が起こる。

当時はこのブログだけ見てTwitterなどを見ていなかった私だが、毎日読んでいると話に矛盾があることに気づいた。そこで、ネットで検索してみると同じような人達がいるらしいことがわかったが、それだけでは埒が明かないので、直接ブログコメントから質問をしてみることにした。

特に返信をして貰えるわけでもなかったので、何度かコメント欄にて質問をしてみたところコメント投稿が出来なくなった。仕方ないので回線を変えて投稿してみたが、そちらもすぐにコメント投稿が出来なくなった。

これが私が「あれ、この人達、なんか変じゃないか?」と思った瞬間だった。

このブログの過去記事を読めば読むほど話の辻褄が合わなくなり、それらに対して情報を求めようとTwitterやネット見ると、フリーダム嫁ブログが虐待記事で共感と賛同を集めている裏では、虚言に塗れた行為をしていることを知った。

そうして、ブログだけではなく、Twitterやツイキャスなどもチェックしていくうちに更なる矛盾と疑問にたどりついたのである。

時系列の整合性もなく、日本の法律が適用されない世界の話?

まず、上記ツイートをご覧頂きたい。嫁が2019年6月7日、旦那が2019年6月13日にツイートしたものである。ここでもはっきりと「実録」と言っているので、以下の文はくれぐれも「実録」だという前提で読み進めて欲しい。

日々、フリーダム嫁ブログを見ていて、最近の過去話はついにブログを開始した後にまでたどり着いた。いくつかの出来事がブログでアップされた時期と、過去話の時期が合っているのでそれらを基準にした時に、過去の出来事が改竄されてしまっているというのを多々見受けられる。

過去の投稿で「今日は〇〇しました」となっているのに、明らかにその日に起こったであろう形で過去話として別の出来事を被せてくるのである。それも、物理的に同時進行は無理な場合でも、である。あれ?これって実録だよね?過去記事の日付の出来事を今になって変えちゃうのはおかしいよね?と言いたくなってしまう。

特に2017年8月の引っ越しの原因になったと思われる、ガールズバーのAさんについて語りたい。

このAさんは、旦那と嫁が通っていたガールズバーの女の子で、旦那のお気に入りである。旦那がバンドを辞めた後は店外デート(ただの同伴かもしれないが)もするような仲だ。

そのAさんが、一人暮らしをしている嫁の家に度々現れては玄関ドアをドンドンと叩いたり、大声で嫁を罵倒するようなことを騒ぎ立てたりしていたらしい。そのせいで嫁の精神の病みは加速度的に進行してしまい、ついには家から一人で出られなくなるまでに発展してしまう。

だが、考えてみて欲しい。普通に考えて、人の家の玄関前で騒いでる人がいたら、誰かしらが通報するのではないだろうか?ところが誰一人として住民は通報しない。それどころか嫁も通報をしない。

Aさんはガールズバーで働いているため、来訪時刻は昼間の内だろう。夜働いているのに、昼間も起きて嫁宅に来て騒ぐとはAさんも元気なものだ。

そして、嫁が病んでいく様を見た旦那は、嫁が心配になり同棲を決意する。そして、会社の計らいで在宅勤務も出来るようになる。それなのにも関わらず、Aさんが来るのは決まって旦那がいない時だけなのである。

旦那が在宅しているかどうかをAさんが正確に把握出来るものなのだろうか?GPSを仕込んでおくか、誰かが情報を流さない限り無理だろう。そもそも、Aさんが訪問している家の住所も、Aさんには知らされていなかった。

そんな状況でピンポイントで旦那が不在の時間だけ狙って訪問してくるAさんとは何者なのだろうか。

このAさんの訪問は2016年10月あたりから2017年8月までと実に10ヵ月続くわけだが、その間、他の住民は誰も警察に通報しない。引っ越しをする前の段階になって、ようやく嫁が警察に相談したくらいだ。

Aさんの訪問を電話口で聞いた旦那も何も対応はしていない。したことと言えば、嫁に警察が巡回強化をしてくれると約束してくれたと言われた時に、実際に警官が巡回してるか確認して、姿が見えないことに不満を表したくらいだ。

2017年8月の引っ越しでAさんの訪問は無くなったそうだが、引っ越して被害が無くなるくらいなら、最初の住所がバレていない時の訪問はなんだったのだろうか。謎は深まるばかりである。

長くなってしまったので、この考察に関してはここまでとしたい。

他にも疑問や矛盾点はたくさんあるので、機会があれば記事にしたいと思う。

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