フリーダム嫁の生きてきた壮絶な16年間はいつからいつまでなのか?

フリーダム嫁観察日記の虐待編がスタートした時から煽り文で使われている「嫁が生きてきた壮絶な16年間」というコピー文。書籍版である『ウチの嫁は自動虐待サバイバー』でも帯に「彼女の生きてきた壮絶な16年間を見て欲しい」と記されているように、この作品では肝となる部分なのであろう。

しかし、虐待を受けた期間は6歳~16歳までの10年間である。足りない分の壮絶な6年は一体どの期間を指すのだろうか?

今回は未だに答えが描かれていない壮絶な16年間とはいつからいつまでなのかについて書いてみたいと思う。

フリーダム嫁の壮絶な16年は0歳から16歳説

フリーダム嫁が生きてきた壮絶な16年間についてだが、何の疑問も抱かず、素直に考えれば0歳から16歳までの16年間が壮絶な16年間にあたると思われる。ここで、確認の意味を込めて『壮絶』の意味をネットで検索してみた。

そう‐ぜつ〔サウ‐〕【壮絶】 の解説
[名・形動]きわめて勇ましく激しいこと。また、そのさま。
「壮絶な最期を遂げる」「壮絶な戦い」

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%A3%AE%E7%B5%B6/

初っ端から不穏な空気が流れてきた感があるが、なんとなく意味が違うような気がする。フリーダム嫁ブログで使われている壮絶な人生という言葉って、きっと「凄まじい人生」とか「悲惨すぎる人生」って感じのことを表現しようとしているのだと思うが、どうやらそもそもの意味が違うらしい。検証の為、もう一つ、別のサイトで調べてみた。

そうぜつ【壮絶】
非常に勇ましく激しい・こと(さま)。 「 -な戦い」
[派生] -さ ( 名 )

大辞林第三版の解説

ここでも、壮絶な人生という言葉にマッチする意味を得られなかった。調べてみるとどうやら壮絶という言葉が本来とは違った意味で使われることが多いようだ。

インターネットで「壮絶」の使われ方を見てみると、どうも雰囲気が違います。 <中略> むしろ「悲惨」に近い意味で使われるのが目立ちます。

「壮絶」どんな意味?

なるほど。新聞社や出版社のサイトなどでそれなりの書き手が書いているテキストでも意味を間違えて使っている例が多いようだ。皆が間違った意味で使っているから自分もそれを使って大丈夫ということでもないが、とりあえず、この記事では「壮絶=凄まじい・悲惨」という感覚で話を進めよう。

まず6歳から16歳までの虐待を受けていた期間は間違いなく悲惨な人生であろう。それでは6歳以前はどうだろうか?

フリーダム嫁の出生時から話を進めてみよう。

フリーダム嫁の母親は家の人(義父)と元々夫婦であり、母親が浮気相手と作った子供がフリーダム嫁であると2019年5月22日の記事で語られている。参照記事:https://bit.ly/2QAQYvf

自分が母親と浮気相手との間に出来た子供。これだけなら最近のご時世、よく聞く話である。シングルマザーだったり、経済的に厳しい生活を強いられたりと、悲惨と言えば悲惨な人生を送る確率は通常よりは高いかもしれない。

フリーダム嫁の場合は、祖父の知り合いの伝手で寺に預けられることとなったようだが、作中で描かれた嫁の子供の頃の話だと、凄絶な人生というよりは、破天荒な人生という言葉の方が合いそうな感じがする。

三歳児が山で鹿を捕まえたり、兎に襲われて死にそうになったり、熊に追われて崖から転落して入院など、確かに想像を絶する体験をしているが、これは必ずしも壮絶ではない。

何故なら、別に山に入ってその行為をすることを強要されたわけでもなく、勝手に自分で山に入って痛い目に合うという、言わば自業自得な出来事だからだ。悲惨でもなんでもない。

寺での心霊体験も悲惨な体験とは言い難いし、幼稚園の人形遊びに使う人形を持っていないから藁人形を持って行ったという体験も悲惨というよりは驚愕に分類される話ではないだろうか。

しいて悲惨なエピソードと言えば、あまりに腹が空き過ぎて他所の家で飼われている犬のジャーキーを分けてもらったくらいであろうか。

悲惨であるかもしれないが、壮絶という言葉使うほどではない様に思える。例えばの話であるが、道端を歩いているホームレスの方とすれ違った際に「ああなったら悲惨だな」とは感じても、「ああなったら壮絶だな」とは感じないのではないか。

幼児期の嫁が腹を空かせていたというエピソードくらいしか悲惨なエピソードが描かれていないということは、6歳以前の人生は壮絶な16年間に含まれないのだろうか?

そう思ってしまうくらいには6歳以前のエピソードに壮絶成分が足りなすぎるのである。これでもかとばかりに「壮絶な16年間」と煽るくらいなのだから、もう少し壮絶成分が多くても良さそうなものだ。

それをしないということは、もしかしたら壮絶な16年間の始まりは6歳からなのかもしれない。

フリーダム嫁の壮絶な16年は6歳から22歳説

6歳以前が壮絶な人生ではないとすると、16歳以降の22歳までの6年間を加算した16年間を指しているのだろうか?

こちらは6歳以前の話と違って16歳以降も異常な長時間労働や、彼氏との付き合い、家の人の搾取など悲惨なエピソードが多岐にわたって存在している。

二人目の彼氏との交際中にマンションの4階から飛び降りたりなどはもちろんのこと、三人目の彼氏のDVなども悲惨と言える。

だが、これらの出来事も21歳頃までのこと。21歳からは旦那と知り合うというイベントが発生し、そこから急速に精神的に不安定になり自殺未遂を繰り返すようになる。

こう書いてみると、6歳~22歳までを焦点にした場合には、旦那も嫁の人生を壮絶にした一因を担っているようになってしまう。自分で嫁の人生を壮絶にしておいて、「嫁の生きてきた壮絶な16年間を見てください」と言える神経はある意味凄いだろう。

流石に旦那もそんなに無神経ではないだろうと考えると6歳から22歳までの16年間では無いなと思うのだが、6歳以前は壮絶とは言い難い人生なので、壮絶な16年間と言われるとしっくりくるのは6歳から22歳までの人生になってしまうのである。

ここで問題になってくるのは、嫁の虐待体験をブログにしてる本人も実は加害者だったという部分なのだが、他人が嫁にしてきた虐待は悪い虐待、自分が嫁にしてしまった精神的虐待は良い虐待という考えなのだろうか。

それとも、悪気があってやっているわけじゃないからセーフという考えなのだろうか?

それは違うだろうと考える。何故なら、加害側に悪意があろうが無かろうが、被害者側にとっては関係ない。

目黒女子児童虐待事件の被害者の母親も、自分では認知していなかったが自分も洗脳にも似た精神的虐待を夫に受けていたという報告がある。

虐待を受けていた自覚があるかどうかという違いがあるだけで、被害者の側には被害を受けたという実態があるためだ。

フリーダム嫁ブログに当てはめると、旦那の行為が原因となった出来事により嫁の方に負荷が増大し、結果として精神の病みが悪化し、自傷に及んでしまう。旦那と知り合ってから幾度となく行われている構図だ。

フリーダム嫁が心を病んで自傷行為に走ったのはガールズバーのAさんが原因と言う方もいるだろうが、そもそもAさんがそういう行動に出た原因は旦那なのである。

となれば、嫁が自傷行為に走った原因は旦那にあるとも言うことができる。

そのあたりを含めて壮絶な16年間というのであれば、6歳から22歳までの16年間が、フリーダム嫁観察日記でいうところの「嫁が生きてきた壮絶な16年間」と言えるのではないだろうか?

そもそも、壮絶なのは16年間だけなのか?

ここまで書いて来て言うのもなんだが、Aさんの自宅訪問しての嫌がらせは2017年8月末に引っ越しするまで続いている。2017年と言えば、フリーダム嫁の年齢は24歳。自傷行為はこの時期になっても行われているし、描かれている話の内容を見る限り、この時期もなかなかに凄絶な人生と言えるのではないだろうか?

だが、仮に2017年までを壮絶と言ってしまうと、壮絶な人生が18年間になってしまうし、旦那もそれの一因を担っていて、更にブログや書籍にして収入源にしているとなると、嫁を喰い物にしていると思われても仕方なくなってしまう。

虐待をされた10年間に加えて、旦那の行動が元で精神を追い詰められ、あまつさえその体験をブログとして公開されて収益化されてしまう。これはこれで壮絶な人生だと思うがいかがだろうか?

虐待を自作自演して利益を受ける。虐待ビジネスではないのか?という声がネットで挙がってしまうのもある意味仕方がないことと言えなくもない。

そもそも、このブログ自体が嫁の虐待体験を記事にすることでアクセスを集め広告収入を得ている。そして、書籍化をして更なる利益に繋げようというのである。

ただ、虐待のことを世の中に知らしめたいだけなら、ブログの収益化など考える必要はないだろう。しかし、フリーダム嫁の旦那的には収益化に拘りたかった。

それが何を意味するかについては別の機会に語ろうと思う。

この記事では壮絶な16年間がどの期間なのかについての考察なので、ブログの収益化については深くは語らないでおくことにする。

最後になるが、可能性の話として書いておく。

壮絶な人生と謳いたかったのは虐待を受けた6歳から16歳までだが、単純に10年よりも16年と表現した方が見栄えが良さそうという理由で、壮絶な16年間と表現している説だ。

16歳だから16年と普通に計算ミスをしている可能性も無くはない。

ただ、こんな考察をしてしまうくらいには、幼少期のエピソードに壮絶成分が足りないのである。

書籍の帯にも壮絶な16年間と書いてしまっているが、根拠をはっきりしておかないと誇大表現として景品表示法に抵触しかねないのではと思ってしまうのは自分だけだろうか。

本を売るためだけに実際は10年の期間を16年間にしたとなれば問題である。

フリーダム嫁の旦那が16年間をどの期間のことなのか説明してくれる日はくるのだろうか。

タイトルとURLをコピーしました